お正月と言えばお雑煮ですよね^^幼い頃から食べ慣れてきた自分の家のお雑煮の味があると思いますが、実はお雑煮の味付けや具材は地域によって異なるんです。
今回は関東と関西のお雑煮の味付けや具材の違いを説明いたしますね^^
そもそもお雑煮の意味は?

お正月になると当たり前のようにお雑煮を食べていると思いますが、お雑煮を食べる意味を簡単に解説しますね☆
元々お雑煮には『ご蔵を保護する』という意味があり、身体に良い大豆などの野菜を入れて煮込んだ煮物でした。それがいつしかお正月に神様に供えた鏡餅を一緒に煮込んで食べるようになり、そこからお正月の定番料理になったと言われています。
神様に供えた餅と、その土地でとれた野菜を一緒に食べるということで、豊作や家内安全などを願い、新年を祝ったんですね!
神様に供えたお餅を食べるということは、本当にご利益がありそうですよね^^このような意味を知ってから食べると、お雑煮をありがたくいただくことができそうです。
関東のお雑煮

関東のお雑煮は、基本的に醤油とだしで味付けします。角餅をオーブントースターなどで焼き、食べる前に入れて食べます。
具材・・・大根・人参・ほうれん草・鶏肉・かまぼこ
作り方・・・大根と人参はいちょう切りにします。鶏肉は一口大に切り、かまぼこはお好みの大きさに切ります。ほうれん草は別の鍋でさっとゆでておいて、一口大に切ります。
鍋に水を沸騰させ、だし・醤油・料理酒・砂糖を入れ、具材を入れて煮立てます。味見をしながら味を調節します。
あらかじめ焼いておいた餅を器の中に入れ、その上から先ほど作った汁を入れたら完成です^^
醤油ベースの関東風はとてもさっぱりしていておいしいですよ☆
関西のお雑煮

関西のお雑煮は、白味噌で味付けします。丸餅を焼かずに煮込んで作ります。
具材・・・里芋・人参・大根・かつお節
作り方・・・里芋は茹でて皮を剥き、食べやすい大きさに切ります。
人参・大根を食べやすい大きさに切り、だしと一緒に煮立てます。丸餅は別で煮ておきます。
人参と大根に火が通ったら、里芋を入れて白味噌をといて味付けします。
器に煮てあった餅を入れ、先ほど作った汁を入れてかつお節をかければできあがり^^
里芋とお味噌というのは絶対においしい組み合わせですよね!また、関東と違って野菜だけなのでとてもヘルシーです。
違う地域のお雑煮を作ってみるのも!
お雑煮は小さい頃から食べ慣れているものなので、自分が食べてきたものを大人になっても作ることになると思います。けれど、たまには自分が食べ慣れてきたお雑煮とは違う地域のお雑煮を食べてみるのも楽しいのではないでしょうか☆
同じ日本なのに、お正月に食べるお雑煮の味が違うのって、なんだか不思議ですね。他の地域のお雑煮を作ってみることで、新しい発見があるかもしれません^^
私も今回のお正月は、自分が食べ慣れてきたものとは違う地域のお雑煮を作ってみようと思います♪