最近ドライマウスという病気が女性に多いということで話題になっています。どんな病気なのか、症状や原因と対策をご紹介いたします。
女性に多いドライマウスとは?

ドライマウスとは、口の中が乾いてしまう病気です。ただ乾いてしまうだけかと思いきや、口の中が乾くということは唾液の分泌がうまくされていないということです。唾液には、消化・洗浄、抗菌、粘膜の保護、修復といった役割があるので、唾液の分泌がきちんとされないと、虫歯になりやすくなったり、口内炎ができやすくなるのです。
自覚症状としては、口の中が乾く・パンやビスケットが食べにくい・夜口が乾いて目が覚める・虫歯が増えた・舌が痛い・味がおかしい・会話がしにくい などがあります。
この症状が3ヶ月以上続くとドライマウスだと診断されます。
ドライマウスの原因は?

ドライマウスの原因はストレスだと言われています。ストレスは本当に様々な病気の原因となりますよね。また、口呼吸が癖になっている場合も、ドライマウスになってしまいます。鼻がつまっているわけでもないのに口呼吸をしてしまう方は要注意です。なるべく鼻で呼吸するように意識しましょう。
ドライマウスの治療と対策は?
ドライマウスの対策には、唾液を分泌させてあげることが一番効果的です。唾液の分泌を促すのに有効的なのが、なんとカラオケです!
カラオケで歌を歌うと、なんだか余計に口の中が乾きそうな気がしますが、歌うことで耳下腺が刺激されて唾液の分泌が活発になるのです。
特に効果的なのが歌詞がたくさんあり、早口で歌わなければならないような歌です!ポルノグラフティのアゲハチョウや、ようかい体操などの歌は歌詞がたくさんつめこんであるので効果的です^^
カラオケ以外には、ノンシュガーのガムを噛むことや水分を摂ることです。唾液の成分は水分なので、やはり水分補給も大切です。
また、ガムを噛むことで唾液が分泌されます。口が乾いている人は虫歯になりやすいので、飴はあまり良くないです。一見飴でも唾液の分泌に効きそうですけどね!
ガムはノンシュガーが良いですよ☆
うがいのしすぎにも要注意です。なぜなら唾液の成分が流れてしまうからです。
寝るときにはなるべく横を向いて寝るように心がけると良いです。上を向いて寝るとどうしても口が開きやすくなりますからね。
ドライマウスは女性に多い病気で治すのが難しいようなので、なるべくストレスを溜め込まないように、また口呼吸をしないように気をつけましょうね!