最近、消費者のクレジットカード情報がスーパーやデパートのPOSレジから漏洩し、悪用されるケースが確認されました。
アメリカでは3年前から問題になっていますが、日本でも起きているのであなたも注意が必要です。
クレジットカード悪用の手口や、悪用された場合の対処法をご紹介いたします。
クレジットカード悪用の手口『POSレジウイルス』とは?

スーパーやデパート、コンビニやレストランなどあらゆる場所にあるPOSレジは、ネット回線で他のレジとつながっているため、売上げデータなどを分析できることが特徴です。
クレジットカードを悪用する手口として、犯人がこのPOSレジのネットワークにウイルスを感染させ、レジに記録されたカード情報を不正に外部に流出させるのです。
その結果どうなるかというと、クレジットカード情報を不正に使用し、本人が知らないうちに買い物されてしまいます。
実際、この手口を使って本人の知らぬ間に海外で買い物をされてしまったという被害が日本でも最近確認されました。
クレジットカードを悪用された場合の対処法
クレジットカードの情報がいつどこで流出されてしまうかは、正直誰にも分かりません。
不正入手したクレジットカード情報を使って買い物されてしまった場合には、被害者はその分の金額を支払わなければいけないのでしょうか?
結論から言うと、もしも悪用された場合にはあなたが支払う必要はありません。
自分がカードを使った覚えのない明細を見つけたら、すぐにクレジットカード会社に連絡をしましょう。
カードが使用された日から2ヶ月以内に連絡をすれば、被害者がその分のお金を支払わずに済むということになっています。
日本で発行されたクレジットカードにはほぼ100%盗難保険というものがついているのです。
盗難保険では、カードの情報が盗まれた時以外にも次の場合に適用されます。
・財布を落としてカードを悪用された
・財布を盗まれてカードを悪用された
・お店で二重決済されてしまった場合
など。
基本的にこの『盗難保険』があるため、不正使用で買い物されてしまった分を私たちが払うことはないのです^^
まとめ
クレジットカードの情報漏洩を防ぐことは個人では無理なことです。
そのため、一番の対策はクレジットカード明細をこまめにチェックすること。
何かおかしい点があったら、すぐにクレジットカード会社に連絡を入れましょう!
不正使用から2ヶ月以上経ってしまうと、盗難保険の対象外となってしまうのでお気をつけください。
日頃からクレジットカードの明細をチェックするクセをつけておきましょうね^^
クレジットカードは便利な半面、いつ被害に遭ってしまうかわからないことなので、自分で対策をすることが大切です。