年功序列の意味とは?成果主義のメリットとデメリットも!
日本は年功序列の社会と言われていますが、年功序列って一体どんな仕組みなのか?
また、年功序列に対しての成果主義のメリットとデメリットについてもまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
年功序列の意味とは?
年功序列とは、勤続年数・年齢に応じて、役職や収入が決まるシステムです。
『日本はかつては年功序列時代だったが、現在はかなり少なくなっている』・・・
そんなイメージがありませんか?けれど実際の社会はどうなのでしょうね。
そもそも年功序列の考え方のベースには、年齢と共に、会社に貢献出来る能力が高くなるとの考え方からです。
年齢とともに経験値も高くなりますし、周りからの信頼も高くなるためと言えるかもしれませんね!
この考え方は、賛否両論ではないでしょうか?今の世の中に適してるのかなぁ?とは思いますね。
能力の高い若手が、年齢だけ上の上司の下で働く事に違和感を感じると考える事も出来そうです。ですが、勤務年数の高い方の気持ちも理解出来ます。
今の会社経営って、働き方が昭和の時代とは違っていますよね。
それは、社会情勢と比例していそうです。
少子高齢化により、育児・介護の負担が増加しています。
それは、結婚年齢の上昇や、高齢出産の傾向が強くなっている。そんな社会事情からも頷けますね。
働き盛りの世代が、育児・介護で社会で活躍しにくい・・・そんな日本社会、働き方も実に様変わりしています。
顕著なのが、クラウドソーシングの参入が特徴的です。こうした様に、昭和時代の年功序列の考え方は、今の日本社会からは、影を潜めつつあるといえるでしょう。
近年は、成果=報酬とのイメージが強くなっているといえるでしょう。
年齢が高い人からすると、自分より経験の浅い若者が自分よりも立場が上になってしまったら心境としては複雑ですし、正直言って働きづらいかもしれません。
気持ち的なことを考えると、一概にどちらがいいのかは言えなくて、難しいところだなーと感じますね。
成果主義のメリット
成果主義は、労使間相互にメリットは大きいと思います。
働く側にとっては、自分の能力・スキルが全面的に評価されての報酬となる訳ですから、もっとスキルアップしよう!日々、自分が能力を高める事によって評価されるのであれば、自己実現にむけての努力をしよう!こうした考え方をする人が多くなるはずです。
年功序列の様に、年齢を重なる度に勝手に昇給するシステムより、ずっと働き甲斐もあると思います。
スキルアップする事によって、自分も成長出来る訳ですし、スキルアップによって自己成長した分だけ、会社に貢献できる事によって、社会をよくしていく事に繋がる。
そして、向上心の促進に繋がるとも言えそうです。
また、スキルアップが専門家の育成になっているかもしれませんよね。
その道のスペシャリストの養成にも繋がる…成果主義って、自己表現の場にもなりそうですし、今後日本社会は成果主義導入の会社が、益々増えそうですね。
私自身も、『頑張って成果を出したほうが給料が上がる』という成果主義の方がやる気は出ると思いますね!
やはり人は『楽していても、頑張っていても給料が変わらない』という状況だとなかなか頑張る意欲が出ないものです。
成果主義のデメリット
成果主義に傾きつつある日本社会と思う反面、デメリットもありそうですね。
小さい話とも思えますが、簡単に言うと足の引っ張り合いです。
また、若者が年長者を超える事による、職場でのいじめ・・・
雰囲気の険悪か・・・情けない話ですが、これが日本社会の実情です。
能力の高い人と、そうでない人との差が歴然としてしまう事も、成果主義ならではの落とし穴です。
こうした差を明確につけてしまうことで、自分はこんなものだとの気持ちから、向上心を促進する事を避ける傾向になる事もあります。
成果主義は、人を能力・スキルだけで測る傾向がある側面があるわけですね。
仕事人としての評価と、人間としての評価の違いについても考える必要がありますね。
成果主義社会で、評価されなかった人は、人間性迄も否定されたと捉える事にもなりかねません。成果主義の落とし穴は、まだまだありそうです。
私は人間性もきちんと考慮した上での、意味のある成果主義の導入を希望します!
みんながやる気を持って生き生きと働ける環境が一番ですね^^