突然死の多い『虚血性心疾患』などの心臓病の兆候や原因、予防。そして、胸部以外に痛みの出る場所などをまとめました。
突然死を防ぐためにも、日々の生活を見直してみましょう!
虚血性心疾患とは?

最近、突然死への注目度が高まっています。
『予期していない突然の病死』のことで、急性心筋梗塞、心不全、狭心症などの心臓病が6割以上、その他の原因としても脳血管障害、消火器疾患と循環器系のトラブルによるものです。
『虚血性心疾患』とは心臓に血液が供給されないことで心臓が酸欠状態になり胸痛などの症状としてあらわれます。
心筋梗塞や狭心症などの心臓病をまとめて『虚血性心疾患』といいます。
虚血状態になった心臓は、心筋に血液や酸素がいきわたらなくなり、主に前胸部、時に左腕や背中に痛みや圧迫感を生じます。
心筋梗塞と狭心症の痛みの違いや時間は、
●心筋梗塞:締め付けられるような激しい痛み。不安感や重圧感。発作時間は15分以上。
●狭心症:突然締め付けられるような 苦しさ、圧迫がある痛み。発作時間は1分~5分。長くても15分以内。
です。症状の違いはなかなかわかりにくいですが、発作時間は全く違います。
自分もそうですが、家族や会社などでこのような症状で苦しんでいる人がいたらすぐに救急車を呼ぶべきですね。
素人に病気の危険度の判断はできませんから。
心臓病の胸以外の部位に起きる兆候や原因、予防は?
『虚血性心疾患』は胸の苦しさの他に肩から上腕にかけての痛み、嘔吐、下顎痛、歯通、腹痛、腹痛の不快感などの兆候があります。
しかし、この症状は判断がとても難しいですよね。心臓病でなくても日常ありえる痛みや症状です。
ストレスで起こる症状にも似ています。
それでも『虚血性心疾患』は胸以外にも兆候があらわれるということは覚えておくべきですね。
『虚血性心疾患』の原因ともなる三大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症です。
この危険因子は『虚血性心疾患』のみならず色々な病気の危険因子です。
予防方法は、禁煙、バランスの良い食事、適度な運動、ストレスを溜めないですが、今のストレス社会でストレスを溜めない生活は無理だと私は思います。上手にストレスを発散させる方法を見つけるのが理想的ですね。
色々な病気の原因となるストレスや高血圧や糖尿病。
その予防法の適度な運動やバランスの良い食事などは時間がない人にはなかなか難しいです。
特に子育て世代のお父さん、お母さんは生活の中心が子供です。
仕事をしながらの子育て。自分の時間はないです。
そんな状況の私は、いつも料理をしながら爪先立ち。魚が焼ける時間を待つ間にスクワットをしています。
ジムなんかに通っている時間はなくとも、自宅でスキマ時間にちょっとだけ頑張ってみましょう。