十五夜の由来や意味って分かりますか?今更人に聞けない!なんて思いますよね(;・∀・)
十五夜の由来を子供に簡単に説明する方法もご紹介いたします☆
今更聞けない!十五夜の由来
『十五夜』と聞くと秋を感じますし月や団子、ススキを想像しますね。
今はお月見の伝統行事を大事にしている家庭はだいぶ少なくなりました。
昔からの伝統行事はできるだけ大切にしていきたいものですね。
家族そろって綺麗な満月を見てゆったりとした気持ちになることは大事ですし、日ごろの疲れを忘れるためにも良い時間になると思います。

十五夜はお月見をするということはわかっていても十五夜の由来などはわからない人が多いです。
大人になったら誰に聞かれてもある程度の説明は出来るようにしておきたいですね。
まず、十五夜の『十五』は15日目という意味です。
十五夜は新月から数えて15日目の夜ということなのです。
15日目夜の『満月』ということではありません。
月の満ち欠けがきっちり1日単位ではないので十五夜が満月とは限らず、満月が1日または2日ずれることが多いです。
では、なぜ十五夜の夜にお月見をするかというと、これから始まる収穫を前に収穫を感謝する初穂祭としての意味がありました。
作物が月の満ち欠けとともに成長することから月は豊作の神様、縁起のいいものとして捉えられ、十五夜は秋の収穫に感謝する収穫祭として親しまれるようになったのが、十五夜の由来になります。
十五夜の意味を子供に簡単に説明するには?
もし、子供に「十五夜って何?」と聞かれたらどう説明しますか?
困りますよね。大人でもなんとなくしか理解していない場合、子供にわかりやすく簡単に説明するのはとても難しいです。
十五夜って何?そう聞かれた時は「一年でお月様が一番綺麗に見える日」でいいと思います。
小さな子供には詳しく説明してもわかりません。混乱するだけです。
そして、お団子をお供えする理由やススキを飾る意味なども簡単に説明してあげましょう。
☆秋に食べ物がたくさんとれるからお団子をお供えしてススキを飾って月にお礼をする。
☆ススキを飾るのは、月の神様に来てもらって悪いことが起こらないようにするため。
☆お供えは月に似せて作ったお団子を「これからもお願いします」とお供えし、そのお団子を楽しく食べる日。
こんな説明でいいと思います。
とっても簡単ですが、きちんと伝えなければいけないことは伝わっています。
子供は月といったらうさぎかもしれません。
うさぎの餅つきは中国の神話に由来しています。
しかし、中国の神話では月のうさぎは臼で不老不死の薬をついていると言われていました。
餅をつくうさぎに変化したのは日本に伝わってからだと言われています。
うさぎの餅つきにはいろいろな説がありますが、子供に説明するのであれば『お米が収穫できたことに対する感謝や喜びの意味』を込めて餅をついていると説明するのが一番だと思います^^
少し前まで十五夜は必ず満月だと思っていた私ですが、実は違っていたことを知り、とてもショックでした。笑
満月から1日、2日はずれているのは見た目の月ではわからないですから、てっきり十五夜は満月だと思っていました。
十五夜を子供に説明する際は満月と出さずに『綺麗に見える月』などの表現方法がいいのかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてください♪